平成22年度の国際交流
平成21年度から始まったセント・ポールズ校との交流を発展させることにより、本校の教育目標にある「国際人としての資質を持った人間を育成する」を実践することを目指し、平成22年度からPTA会費に国際交流費を組み入れることをPTA総会で承認していただきました。 これによる財政的裏付けを得て、本格的に平成22年度の事業がスタートしました。 | |
平成22年3月にセント・ポールズ校を訪問した際、生徒の相互訪問にご協力いただいた理科主任のケン・ゼッティー先生を引率者として、3名の生徒が平成22年10月に来校しました。 3名の生徒達は、本校生徒の家庭にホームステイし、初めての日本での学校生活を満喫しました。 |
|
ホームステイ先の生徒のいるホームルームに入り、授業を一緒に受ける中で、若者同士うち解けていき、有意義な交流になりました。
授業後は、特にラグビーを中心に本校生徒と部活動の交流を行いましたが、さすがに本場で鍛えた生徒達のラグビーテクニックはすばらしく、目を見張るものがありました。 また、日本訪問の機会を生かして、豊田市のトヨタ自動車工場見学や、京都への小旅行を実施し、約1週間の日本での滞在を終了して帰国の途につきました。 |
本校生徒のセント・ポールズ校への訪問時期は3月に決まり、平成22年12月に交換留学生徒の募集を始めたところ、2年生13名(男子7名、女子6名)、1年生20名(男子7名、女子13名)の応募がありました。
平成23年1月の選考審査により、代表5名(2年生3名、1年生2名)の生徒が選ばれました。 選考後は、3月のセント・ポールズ校訪問に向けて、英会話の練習やイギリスについての研究などを行い、時習館高校の代表としての自覚を持って訪問できるように学習しています。 |
今後の国際交流事業
平成22年度は、3月12日~20日の日程で、5名の代表生徒がセント・ポールズ校へ訪問を予定しています。 滞在中は、セント・ポールズ校の生徒宅にホームステイして授業に参加し、イギリスの高校生活を体験します。 また、この機会を活かしてロンドン市街の歴史的な場所を訪れ、見聞を広めます。
平成23年度以降は、22年度の成果の上に、セント・ポールズ校との交流をさらに発展的に展開していきます。 生徒の相互訪問を始め、インターネットを使ってのSSH化学・物理・生物・地学・数学各部の部活動の交流、セント・ポールズ女子校との交流など、国際交流事業を広げていく予定です。
本校の国際交流事業について、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。