時習の杜
写真 | 備考 |
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時習館扁額 宝暦2年(1752)創立、明治5年(1872)廃校となった吉田藩校時習館の壁間をかざっていたもの 文字は論語学而篇に見えるところ 筆者は創立時の吉田藩主松平伊豆守信復の老臣北原忠兵衛忠光 その後、明治26年に至って私立補習学校の設立をみるや再びこの扁額が用いられ、以来豊橋町立尋常中学時習館、愛知県第四中学校、愛知県立第四中学校、愛知県豊橋中学校と引きつづき掲げられたが、昭和20年6月の戦災に惜しくも焼失した これは焼失前にとった拓本である 現在本校の玄関に掲げられているのは、この拓本にもとづいて復刻したもの |
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時習館扁額 現在本校の玄関に掲げられているもの |
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校旗と太鼓 校旗は横長4尺5寸(1.36m) 筆者は日清戦役で勇名をはせた陸軍少将佐藤正 明治28年12月成る 太鼓は面径3尺(0.9m)胴長3尺4寸(1.03m) 旧藩において200年来使用したもの 昭和20年戦災により失われたため旧型を模して新しく作った 昭和53年には80周年記念校旗が作られた |
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80周年記念校旗 昭和53年 80周年記念校旗が作られた |
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第四中学校 新築なれる第4中学校遠景 明治39年8月 中柴の地に竣工して間もない頃 当時としては甚だ立派な建物 |
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寄宿舎 第4中学校寄宿舎 明治40年9月竣工 651坪の敷地に常時100名前後の舎生を収容したが大正末期に至って激減した (城所和民提供) |
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豊橋中学校 豊橋中学校正門前 大正11年4月 愛知県立第4中学校から愛知県豊橋中学校と改称して間もない頃 この門柱は現在、本校東門付近に移設されている |
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旧武道場 大正7年3月竣工 建坪172坪 県下随一の大武道場といわれた |
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現在の武道場 | |
航空写真 昭和35年6月10日 時習館高等学校航空写真(豊橋市富本町) (さくらフィルムKK提供) |
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新本館 昭和31年10月竣工 | |
講堂兼体育館 昭和31年9月竣工 創立60周年記念事業として計画された |
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図書館 竣工当時 現在では幅広いジャンルにわたるCDライブラリーも備える |