平成25年度時習館SSH実施状況
平成25年度は文部科学省より指定を受けた第Ⅱ期SSH(スーパーサイエンスハイスクール)のスタート年でした。また、科学技術人材育成重点枠(海外の理数教育重点校との連携)に採択され英国研修(SSグローバル)も実施しました。 平成25年度に行った事業のいくつかをご紹介いたします。
1 時習館SSH成果発表会
期日 平成25年4月30日
全校生徒および保護者の皆様、近隣の中高教員の皆様を対象として、平成24年度の時習館SSHの活動を紹介しました。会の最後に本校SSH評価委員である豊橋技術科学大学 河合和久氏から科学の本質に関わる素晴らしいお話とともに、本校SSHに対する高い評価をいただきました。
会場風景
SS技術科学優秀班
河合和久氏
2 第7回特別講演会
期日 平成25年10月28日
講師 ケンブリッジ大学トリニティーホール フェロー 時枝正氏
演題 『おもちゃで探る物理』
身近なおもちゃを題材に、物理学の観点から興味深いお話をしていただきました。講演後は多くの生徒が興味を持ち時枝先生のもとを質問に訪れましたが、どの質問にも丁寧に答えていただきました。
時枝正氏
会場風景
講演後風景
3 SS技術科学
期日 実験実習講座 平成25年9月5日、6日
SS技術科学成果発表会 平成25年11月19日
2年生全員が2日間、豊橋技術科学大学において大学レベルの講義・実験・実習(平成25年度32講座)を体験し、その成果をまとめ、発表会準備(予稿集作成、パワーポイントスライド作成)を行った後、プレゼンテーションを行っています。
学長講話:榊佳之学長
実習風景
実習風景
4 SS発展学習・地域SS豊橋技術科学大学講座
期日 東京工業大学講座 平成25年8月5日~8日
地域SS豊橋技術科学大学講座 平成25年8月21日~24日
「SS発展学習」は「大学レベルの研究に関する講義・実験・実習を集中的に体験することによって、技術・科学系大学への進学意欲の喚起・大学の授業へのスムーズな接続」を目的とするもので、東京工業大学で実施しました。また、「地域SS豊橋技術科学大学講座」は、地域との連携の観点から、東三河・静岡県西部地区の高等学校に参加を呼びかけ、9校から24名が参加しました。
東京工業大学講座
東京工業大学講座
地域SS豊橋技術科学大学講座
5 英語村
期日 平成25年11月10日 愛知大学
国際的な場面で活躍する人材を育成する「科学技術コミュニケーションⅡ」のオプションとして希望生徒を対象とした英語村を実施しています。これはネイティブ・スピーカーやノン・ネイティブ・スピーカーと一日中英語のみを用いて過ごすものです。
講師:H.Razny氏
English Talk
参加者集合写真
6 時習館科学の日
期日 平成25年8月25日
午前中、本校SSH部員が講師を務める「中学生科学実験講座」(化学・物理・地学)、刈谷高校自然科学部をゲストスピーカーに招いた「時習館サイエンスカフェ」を行い、午後からは、東三河の各県立高校が学科を問わず一同に会し、課題研究、部活動等さまざまなサイエンス・テクノロジーに関する活動の成果を発表する「東三河サイエンステクノロジー発表会」を行いました。
中学生科学実験講座
サイエンスカフェ
サイエンステクノロジー発表会
7 SSグローバル
《国内研修》 期日 平成25年6月~平成26年1月
愛知県内の各高校から82名の参加希望があり、オリエンテーション、講演会、語学研修、英国連携校の生徒との交流会、発表指導等様々な研修を実施したのち、平成25年12月26日「科学三昧inあいち2013」(自然科学機構岡崎コンファレンスホール)にて成果を発表しました。様々な研修を通してプレゼンテーション能力・英語力の強化に大きな成果がみられました。
《英国研修》 期日 平成26年3月2日~3月9日
国内研修参加者のうち36名の生徒が訪英し研修を行いました。英国ではケンブリッジ大学における講義、ロンドン大学(UCL)における講義、キャベンディッシュ研究所研修、セント・ポールズ校における日英独3国の生徒による合同研究発表会を行い、国際的な舞台で活躍する意欲の向上、研究活動の深化等多大な成果を得ることができました。
ケンブリッジ大学講義
日英独合同研究発表会
日英独合同研究発表会