本日、本校のSSH事業である東三河海洋環境探究講座を実施し、県立三谷水産高校実習船「愛知丸」での洋上実習に、東三河の高校生20名(本校生徒11名、他校生徒9名 )が参加しました。
この行事は、SSH地域貢献活動の一つとして平成20年度より継続的に実施され、愛知県の豊かな自然の一つである三河湾をフィールドに、海洋環境が健全に保たれるしくみについて学ぶとともに、その現況を知り、環境問題に関する理解を深めるために行われています。
講師として愛知県水産試験場職員、県立三谷水産高校職員をお招きし、アサリの水質浄化実験、三河湾の環境指標調査(水質・底質調査)、プランクトンの観察を行い、海洋環境に関する講義等を受けました。
<参加者の感想より>
・水深によって底層の泥の匂いや手触りが違っている事を実際に体験でき、そこから自分で理由を考えることができました。一日船上にいて、ずっと勉強していた感じはなくただ楽しかったのですが、家に帰って思い返した時に新しい知識がたくさん増えていて、とても有意義な体験でした。
・環境指標調査が特に面白かったです。水深と塩分濃度などの関係性が綺麗なグラフになっていて興味深かったです。
・授業で習ったことを深堀りした内容だったので嬉しかったです。また、身近にある三河湾について知らないことがたくさんあったので、もっと自分の周りの事を積極的に調べてみたいと思いました。