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【沿革】
本校は、明治26年（1893年）に、私立補習学校「時習館」として設立されました。今年で創立131年目を迎える、地域の名門校です。もともとの起源は、江戸時代にあった吉田藩の藩校「時習館」（宝暦２年（1752年）創立）にまでさかのぼることができ、約270年の歴史を誇る伝統校でもあります。
【校名】
「時習館」は、「論語」の学而篇にある「子曰 學而時習之 不亦説乎（子曰く、学びて時に之を習う、また説ばしからずや）」に由来します。その意味は、「学問を通じて学んだことを、機会あるごとに復習し練習し続けていけば、真の知識として自分のものにすることができる。それは、とても素晴らしいことだ！」というものです。 藩校創設時にあらわされた11か条の定めによれば、本校教育の本質は「文武の芸術、いよいよ懈怠（けたい）なく、修行いたすこと」にあるとされます。本校の生徒にとって、文武両道に励み続けることの大切さが示されています。
【キャンパス】
本校は、圧倒的に広大な敷地（約10万平方メートル超！）を有しているのが特徴です。正門から入ってすぐ右手には、「時習の杜（もり）」とよぶ、緑豊かな学校林が広がっています。林の中には、教育目標である「自ら考え自ら成す（自考自成）」の碑が見えます。校舎の昇降口の前には、「学則不固（学べば則ち固ならず）」の碑が建てられています。こうした言葉に込められた精神のもと、自考自成の気風を備え、英知と愛に満ち溢れる教養人の育成を目指しています。
【特色】
本校は、文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール（SSH）」の指定を受けており、卓越した科学技術人材の育成に取り組んでいます。また、愛知県教育委員会からは国際理解教育プログラムである「あいちリーディングスクール」にも指定されるなど、魅力的な教育活動に積極的に取り組んでいます。こうした特色ある学びに加えて、イギリス・ドイツ・マレーシアの３か国計４校に及ぶ海外の姉妹校との国際交流活動を通して、国際的な教養を備えるグローバル人材の育成を目指しています
本校の教育活動に関する最新の情報については、今後もこのホームページを通じて積極的に発信してまいります。引き続きご覧いただきますよう、お願いいたします。
令和６年４月 校長 寺田 安孝
