タイ研修の様子をお届けします2

12月15日(月)から21 日(日)まで実施されたタイ研修について、後半の様子をお届けします。
参加者は、本校2年生探究コースの生徒4名です。
生徒たちは、タイのチュラポーン王女サイエンスハイスクール(パトュムタニ校)で行われるサイエンスフェア(Thailand-Japan Student Science Fair 2025)に参加し、授業で取り組んできた研究に関するポスタープレゼンテーションや、サイエンスアクティビティに参加します。

<12月18日(木)>
午前は、英語による口頭発表を行いました。難しい英語での質問を聞き取れず、戸惑う場面もありましたが、何とか対応しようと懸命に取り組む姿が、みられました。会場の雰囲気も温かく、生徒たちにとってとても貴重な経験となりました。

昼食後は、サイエンスアクティビティが行われました。参加者は約60チームに分かれ、与えられた課題に協力して取り組みました。
今回の課題は、ピンポン玉がスタートからゴールまで途中で止まることなく、できるだけ15秒に近い時間で到達するような模型を厚紙で制作するというもので、創意工夫が求められるチャレンジでした。
A~Fの組に分かれた約60チームの中で、本校生徒が所属するチームが組内最高得点を獲得し、見事表彰されました。さらに、全体の人気投票で選ばれたチームの一つにも本校生徒が所属しており、こちらも表彰される結果となりました。

夜には、学校敷地内の一角でナイトマーケットが開催されました。教員や生徒が出店を行ったり、舞台でのバンド演奏や歌に合わせてダンスしたりするお祭りイベントです。サイエンスフェアの参加者たちと交流を深め、楽しいひとときを過ごしました。

<12月19日(金)>
午前中は、scientific excursionsが行われました。参加者たちは3つのルートに分かれて活動し、本校生徒はThe electricity generation authority of Thailand を訪問しました。
この施設では、地球温暖化をはじめとするエネルギー消費の問題について、6D映像などを通じて体感しながら学ぶことができました。

午後は学校に戻り、scientific excursions の振り返りをしました。
約40グループに分かれて、訪問先で撮影した写真などを活用してデジタルポスターを作成し、代表グループが全体の前で発表しました。

夜には、Farewell party (お別れ会)が開催されました。
タイの伝統舞踊を鑑賞したり、日本の曲にあわせてダンスをしたりと会場は大盛況でした。
本校からも代表生徒が記念の盾を受け取りました。