マレーシア研修の様子をお届けします2

11月29日(土)から12月6日(土)まで実施されているマレーシア研修の様子をお届けします。
参加者は本校1年生8名です。現地の姉妹校であるジッ・シン校における研究発表や授業参加、研究機関の訪問、サイエンスワークショップ、企業見学など、多彩な活動を行う1週間のプログラムとなっています。
この記事では、昨日までに現地にて参加したサイエンスワークショップについて紹介します。

<サイエンスワークショップ①>
このワークショップでは、プログラミングの基礎を学びました。センサーによる感知や光の色、点滅の制御、プロペラの回転などを、実際にパソコンと基盤を用いてプログラミングしました。その後、3Dでの設計の仕方を学び、各自で好きなデザインを作り、実際に3Dプリンターで作成しました。
さらに、学んだ知識および技術を用いて、SDGsの観点も含めた新しいアイデアを班で考え、3Dで設計し、プレゼンしました。
どの班も、斬新なアイデアとともに、学んだプログラミングを生かして回路の作成ができました。その中でも、植物栽培におけるスプリンクラーの制御と、動物による食害を防ぐためのセンサーをとりつけたアイデアを考えた班が優勝しました。

<サイエンスワークショップ②>
ペットボトルキャップやストロー、アイスの棒などを使い、各生徒が思い思いの作品を作りました。プラスチックゴミの削減の考え方を取り入れた活動となりました。

<サイエンスワークショップ③>
USM(Universiti Sains Malaysia マレーシア科学大学)からCHIN先生にお越しいただき、市販のジュースやミルクなどを凍らせてアイスにするワークショップを実施しました。飲み物の種類や、飲料を入れる袋の大きさや形、氷に混ぜる塩の粒の大きさ、回す時間などを変化させ、どのような条件が一番効率良くアイスができるかを考えました。
学習していないScience の知識もありますが、各々のバディと、経験を通して理論を学習する良い機会となりました。