国際交流・あいちリーディングスクール

国際人へのゲートウェイ

国際交流について

本校は、英国とドイツ、マレーシアの3ケ国に、計4校の姉妹校を有しています

本校は、下記の姉妹校との相互派遣事業である『Jishukan International Program』を通じて、教育目標にある「国際人としての資質を持った人間」の育成を実践しています。
受け入れ(マレーシア:6月、英国・ドイツ:10月)は約一週間、本校生徒宅にホームステイする形で行います。姉妹校生徒は、本校生徒と共に授業や部活動に参加し、日本の学校生活を体験します。コミュニケーションを図る場面を多く設けることで、本校生徒は英語で表現する能力のみならず、相手の意思を理解するために必要な能力を養うこともできます。
同じく約一週間にわたる派遣(マレーシア:1~2月、英国・ドイツ:3月)では、姉妹校生徒宅にホームステイをします。派遣生徒は、日本の諸課題に関する個人研究に取り組み、その成果を姉妹校で発表します。他にも、現地生徒との議論やフィールドワーク等を通して、自らが世界で果たすことのできる役割に加え、自国の文化や歴史を学ぶことの意義を学びます。
この他、日本への長期留学生や、世界各国の高校生の学校訪問の受け入れも積極的に行っています。他に類を見ないほどに充実した国際交流事業を通じて、異国文化に触れ、国際性を磨くことで、本校在学中に、世界を舞台に活躍できる人材への第一歩を築いてください。

姉妹校の紹介

┃セント・ポールズ・スクール┃ 英国・ロンドン

1509年に創設された、伝統ある学校です。2009年に本校卒業生の支援により交流が始まり、2011年に姉妹校提携を結びました。英国のパブリックスクール(私立学校)伝統校9校の一つに数えられる名門校で、毎年多くの卒業生がオックスフォード大学やケンブリッジ大学(英国)、ハーバード大学、プリンストン大学、イェール大学(米国)などの有名大学に進学しています。


┃セント・ポールズ・ガールズ・スクール┃英国・ロンドン

1904年創設の英国初の女子パブリックスクールで、2011年に姉妹校提携を結びました。卒業生は各界で活躍しており、代表的な人物には「DNAの二重らせん構造」を解明するX線解析写真を撮影した科学者ロザリンド・フランクリンがいます。
また組曲「惑星」で知られる作曲家のグスターヴ・ホルストが、かつて音楽教師として勤めていました。


┃オットー・フォン・タウベ・ギムナジウム┃ドイツ・ミュンヘン

1967年に創設された男女共学の公立学校で、本校と同じくセント・ポールズ・スクールの姉妹校であったことを契機に、2012年に姉妹校提携を結びました。ギムナジウム(中等教育学校)の名のとおり、11歳から18歳までの8学年にわたる生徒が通学し、成績が優秀な生徒は、ドイツの大学で最難関とされる、ミュンヘン工科大学へ飛び級で進学しています。


┃ジッ・シン・ハイスクール┃マレーシア・ペナン

1918年創立の様々な宗教(仏教・イスラム教・キリスト教等)と言語(マレー語・中国語・英語等)が共存する、マレーシア・ペナン州にある男女共学の中等教育学校で、2018年1月に姉妹校提携を結びました。中国で「卓越学校」と表記されるように、マレーシアを代表する進学校として知られており、卒業後に日本の高等専門学校に進学生徒もいます。

あいちリーディングスクール

愛知県教育委員会は、英語をコミュニケーションの道具として高いレベルで使いこなす人材の育成を目指し、県内に先進的英語教育の拠点となる高等学校を指定しています。令和5年度から9年度までの指定です。また、研究成果を県内の高等学校及び小・中学校に普及・還元することで、英語教育の裾野を広げるとともに、本県全体の英語力の向上を目指します。

本校は「研究推進校」に指定され、以下の役割が命ぜられています。
 ① SGH及びAGHの実績を活かし、グローバルリーダーの育成、高度なカリキュラム開発を行う。
 *SGH:スーパーグローバルハイスクール(平成27~令和元年度 文部科学省より指定)
 *AGH:あいちグローバルハイスクール(令和2~4年度 愛知県教育委員会より指定)
 ② 他校生徒を含め海外研修を実施する。
 ③ 研究の成果をイングリッシュフォーラムにおいて発表する。

<研究開発にかかわる主な事業>
 海外学習プログラム  *SSH事業と連動して実施
 イングリッシュフォーラムへの参加
 英語力の向上(英語科の教科指導の中での取組)