SSH

SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)とは

文部科学省は、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進する高等学校をスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定しています。
本校は平成20年度から指定を受け、令和6年度から令和10年度までが第Ⅳ期となります。第Ⅳ期では、「文理融合基礎枠」として指定を受けました。

<本校におけるSSH指定>
 

第Ⅰ期 平成20年度~平成24年度
第Ⅱ期 平成25年度~平成29年度
第Ⅲ期 平成30年度~令和4年度(令和5年度経過措置)
第Ⅳ期 令和6年度~令和10年度

 

第Ⅳ期研究開発課題

<研究開発課題>
「異分野×異年齢×異文化」による総合知の獲得をとおしたチェンジ・メーカーの育成

<目的>
社会が加速度的に変化し続け将来の予測が極めて難しい時代において、様々な人と協働しながら、答えのない課題に対して失敗を恐れずにチャレンジし社会に変化を起こす「チェンジ・メーカー」を育成することを柱とする、探究活動重視型の中高一貫教育と国際バカロレアの導入を見据えたリベラルアーツと文理融合による総合知の創出を目指す教育に取り組んでいく。第Ⅳ期では、以下の3つの「異」による総合知の獲得を目指す。

①「異分野」
理系・文系の枠を超えた大学や企業等との連携や、専門学科を有する高校との連携を活かした、国際的な科学技術人材である「チェンジ・メーカー」の育成を目指す。文理融合により創出する総合知を活用した、質の深い探究活動に取り組むための教育プログラムをあらたに開発する。特に、第Ⅳ期SSHの柱として、地域にある県立高校の専門学科(水産・林業・工業・商業等)との連携による特色ある探究活動を推進する。

②「異年齢」
小中高特及び大学・企業等との連携による「東三河STEAM教育フォーラム」を設立する。地域の小中高特の各学校と連携し、SSHの取組や成果を地域の生徒や教員等と共有し、その成果を普及・啓発・発信する機能を充実させる。

③「異文化」
本校と、マレーシア、英国、ドイツにある姉妹校との交流を活かした国際性の育成を目指す。国際的な科学技術人材に必要な実践的な英語力を育成するために、教育課程内の探究活動での定常的な姉妹校生徒との国際交流や、海外の大学及び企業との連携を伴う海外研修をより充実させることで、優れた国際性の育成を目指す。

研究開発にかかわる主な事業

┃① カリキュラム開発(学校設定教科・科目)┃
 数学 1年生「SS総合数学」
    2年生「SS応用理系数学」「SS応用文型数学」
    3年生「SS発展数学」
 理科 1年生/2・3年生文型「SS総合理科A(物理)」「SS総合理科B(生物)」
               「SS総合理科C(化学)」
    2・3年生理型「SS物理」「SS化学」「SS生物」
 保体 1・2年生「SS健康科学」
 総合的な探究の時間(「 」内は校内名称)
    1年生「探究基礎」2年生以降に必要となる能力の育成
    2年生「探究Ⅰ」 理型:理科及び数学に関するグループ研究
              文型:人文・社会科学分野に関するグループ研究
    3年生「探究Ⅱ」 2年生での研究のまとめと発表
 ※令和6年度入学生からは、2・3年生のプログラムが変更となります。

学校行事
 姉妹校生徒の受け入れ(マレーシア・英国・ドイツ)
 SSH特別講演会
 成果発表会
 東三河海洋環境探究講座
 時習館サイエンスフェスタ
 名古屋大学との科学交流事業

希望者参加型の事業
 スーパーサイエンス部活動(数学・物理・化学・生物・地学)
 海外学習プログラム  *リーディングスクール事業と連動して実施

SSHに関する成果物

┃ ① 最新のSSH研究開発実施報告書

② 成果物等

時習館SSH事業 探究力自己評価シート
SSH事業改善(海外研修事業における実施方法の改善と今後の活用)

 

③ 過去のSSH研究開発実施報告書<第Ⅲ期>

④ 過去のSSH研究開発実施報告書<第Ⅱ期>

平成29年度 SSH研究開発実施報告書
平成28年度 SSH研究開発実施報告書
平成27年度 SSH研究開発実施報告書